受診される方へ
ご持参いただきたいもの
- 健康保険証(初診、および月初めの受診)
- 当院の診察券(再診の方のみ)
- 各種公費負担の医療受給者証 ※
- お薬手帳または服用中のお薬 ※
- 病院の紹介状 ※
※お持ちの方のみ
ご受診にあたってのお願い
- 就職・転職・退職などにより、ご加入の健康保険が変わった際は、新しい保険証を受付にご提示お願いします。
- 他の医療機関で薬を処方されている場合や、過去の処方経歴確認のため、お薬手帳をご提示いただくことがあります。
- 妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
- ひどい痛みや高熱、嘔吐など急を要する症状がある場合は、受付にお申し出ください。
- 混み具合によってはお待ちいただくことがございますが、ご了承ください。
- 高次検査・高次治療については、近隣の医療機関を紹介させていただきます。
- 当院では、個人情報の取り扱いにはスタッフ一同、細心の注意を払っておりますので、安心してご受診ください。
術後の経過観察について
さまざまな病気に対して、根治することを目的に手術が行われます。手術は体に傷をつける治療法であるため、術後一定の期間は体が不安定になり、入院による管理を要します。近年、病院での入院期間を短くしようとする傾向にあります。手術を受けたり検査をした後に、患者さまご自身が少し心配であっても早期の退院となり、通院に移行します。創が化膿していたり、ドレーン(膿などを排除するチューブ) による治療をつづけながらということもあります。また、通院の間隔が長いと、些細なことであっても不安になりがちです。
また、癌の術後の経過観察は一般的に5年間と長期にわたる上、その後の様子は一般診療所で見ることになります。大病院と診療所の役割分担が必要となるゆえんです。当院では癌などの手術経験が豊富な医師が、術後の状態について診療いたします。内服治療、ドレーン管理、創の処置、人工肛門の管理などがあるときなどを含めて、いつでもご相談ください。手術を受けた施設からのご紹介をいただいて、連携して診療いたします。
参考:
- 胃癌の術後経過観察(胃癌治療ガイドラインより)
-
術後は5年間のフォローアップを原則とし,5年以降は紹介医、連携医、基本検診、職場検診や人間ドックを有効利用することとなっています。医療機関同士の連携が今後重要になると考えられています。
胃癌治癒切除術後のフォローアップの一例としては、以下のようになります。- 3ヶ月ごとの診察と採血(腫瘍マーカーを含む)
- 半年ごとのCTおよびあるいはエコー検査
- 1年に一回の上部内視鏡検査
- 進行癌の場合は術後1年間の抗癌剤治療
- 大腸癌の術後経過観察について(大腸癌ガイドラインより)
-
大腸癌の治癒切除術後は肝、肺、局所、吻合部、リンパ節、腹膜などの再発がないか診ていきます。観察の期間は術後5年間を目安としますが、3年以内はしっかりと行います。
推奨される経過観察のスケジュールの一例は、以下の通りです。- 3ヶ月ごとの診察と採血(腫瘍マーカーを含む)
- 半年ごとの胸部、腹部のCT
- 1年に一回の大腸内視鏡検査
- リンパ節転移が陽性あるいは再発リスクが高い場合は、術後半年の抗癌剤治療
なお当院では、診察、処置、血液検査、エコー検査、胸部腹部レントゲン検査などについて、対応いたします。
医療連携
- 三田市民病院
- 国立病院機構兵庫中央病院
- 済生会兵庫県病院
- いまだ内科クリニック
- すぎたファミリークリニック
- 神戸アドベンチスト病院
- 横山駅前ハート内科クリニック